2019-02-27 by 上田春生
ここに1枚の地図があります。
結構衝撃的な地図です。。
戦後、米国が日本をどうするかと考えていたものです。
北海道と東北はソ連。
関東から関西の本州中心部は米国。
中国と九州は英国。
四国は中国軍。
明確な日本分割占領案です。
もしこのとおりになっていたら、日本もまさに朝鮮半島と同じようになっていたでしょうね。
東北南部と関東北部に、瀬戸内海にやあちこちに国境線があるわけです。
九州の親せきとも敵対していたかもしれません。。。
でも、幸いなことにトルーマン大統領に否認されました。
トルーマンが、アメリカの主導権を重視し、分割占領を否定した結果です。
よかった。
大統領は広島長崎に原爆投下を命じたトルーマンです。
以上2月11日の日経新聞「私の履歴書」に載っていました。
(↑ 画像) 五百旗頭氏が、若い頃、アメリカ国立公文書館を訪ね、終戦前後のアメリカの対日関係文書から発見した貴重な資料です。