商人のあるべき姿を近江商人の成長を通して描いた映画があります。
「てんびんの詩」という2時間弱の物語です。
舞台は近江八幡、八幡商業があったところです。
商家の息子「大ちゃん」は小学校を出ると、父から大きな風呂敷に包まれたものをお祝いとして渡されます。
お祝いの品と言われてうれしく開けてみると、それは「鍋蓋」。
鍋の片割れなのに、鍋はなく蓋だけ。
目が点になってしまう、大ちゃんに父は、これを売って来いと言う。
なんでやねん!
こんなものが売れるはずはない。
あんまりだ!
「気張ってや!」
さあ、大ちゃんの商人になるために勉強が始ります。
父の役はご存知「栗塚旭」。
新撰組血風録の土方歳三役。
渋かったですね。今は京都で喫茶店をやっているそうです。
お店の名前は若王子、京都市左京区若王子5-2 TEL075-77-5630です。
今のお顔は
だそうです。
話がそれました。
てんびんの詩の続きはまた。